楽天モバイルに今使っている電話番号のまま乗り換えたいな、と思ったとき。
その手続きってちょっと面倒そうに見えるけど、実は意外とシンプルなんです。
この記事では、楽天モバイルにMNPで乗り換える流れと注意点を、ひとつずつ丁寧に紹介していきますね。
まず大事なのは、MNP予約番号が必要かどうかを確認すること。でも、最近は「MNPワンストップ」っていう便利な仕組みがあるので、キャリアによってはこの番号をわざわざ取らなくてもOKな場合も多いです。
SIMが届いたら「回線切り替え」の手続きが必要なのもポイント。忘れずにやっておきましょう。
楽天モバイルへの乗り換え手順と注意点まとめ
スマホが楽天モバイルで使えるかチェック
今使ってるスマホをそのまま使いたい場合は、まず「楽天モバイルで使えるか」を調べておくことが大事。
楽天モバイルは、全てのスマホが使えるわけじゃなくて、対応していない機種もあるので注意が必要です。
iPhoneなら、iPhone 6S以降と初代iPhone SE以降のモデルであれば、基本的にはOK。
ただし、iPhone 12シリーズまでや第2世代のiPhone SEは、SIMフリーかSIMロック解除されてないと使えないので、そこは要確認です。
ちなみに、iPhone13シリーズやSE 第3世代以降なら、どこで買ったものでもSIMフリー扱いなので、安心して使えます。
Androidはもう少し複雑で、SIMフリーでも使えない機種が多め。楽天モバイルの公式サイトにある動作確認済み端末一覧をしっかりチェックしておきましょう。
MNP予約番号の発行手順
乗り換えのときに必要なのが「MNP予約番号」。でも、乗り換え元がMNPワンストップに対応している場合は、発行せずに手続きできるようになりました。
例えば、ドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイル・ワイモバイルなどが対応済み。
もし非対応のキャリアや楽天モバイルの店舗で手続きする場合は、予約番号の発行が必要です。
予約番号の取得方法は、各キャリアによって違います。たとえば:
- ドコモ:151(スマホから)/マイドコモで取得
- au:0077-75470 / My auで取得
- ソフトバンク:*5533(スマホから)/ My SoftBankで取得
格安SIMやMVNOも含めて、詳細は各社のサイトやサポートを確認してくださいね。
楽天モバイルでのMNP手続きの流れ
楽天モバイルへのMNP転入手続きは、基本的に公式サイトからの申し込みが一番スムーズです。
手順としては:
- 楽天モバイルのサイトにアクセス
- プラン選択(選べるのはひとつだけ)
- オプション(15分かけ放題など)を選ぶ
- SIMの種類を選択(SIMカード/eSIM)
- 楽天IDでログイン
- 本人確認(AIかんたん本人確認がおすすめ)
- 電話番号入力
- MNP予約番号発行(ワンストップ対応なら自動で処理される)
- 支払い方法の設定(楽天カードならポイントが貯まる)
ここまでできれば、あとはSIMが届くのを待つだけ。状況は「my 楽天モバイル」で確認できます。
開通手続き・回線の切り替え
楽天モバイルのSIMが届いたら、次は**開通手続き(回線切り替え)**をします。
これは、いま使っているキャリアの回線から、楽天モバイルの回線に切り替える作業。
切り替えるまでは前のキャリアが使えるので、タイミングには注意してね。
手続きは「my 楽天モバイル」から可能で、9時〜21時にやれば当日中に切り替え完了。
21時を過ぎると、翌朝9時以降になります。
できるだけ21時までにやっておくのがおすすめ。
SIM差し替え・APN設定
開通が完了したら、スマホに楽天モバイルのSIMカードを挿します。
iPhoneの場合は、iOSを最新にしてからSIMを入れれば、基本的には自動で使えるようになります。
キャリア設定アップデートが表示されたらタップするだけでOK。
Androidは少し複雑。楽天で購入した機種や、動作確認済み端末なら自動で設定されることもありますが、手動でAPN設定が必要な場合もあるので、以下の情報を入力してください。
- APN:rakuten.jp
- MCC:440
- MNC:11
- APNタイプ:default,supl,dun
- プロトコル:IPv4/IPv6
端末によって入力項目が違うこともあるので、設定画面はしっかり確認してね。
Rakuten Linkの設定
最後に、通話用アプリ「Rakuten Link」の設定をします。
このアプリを使うと、国内通話が無料になります。
インストールして楽天IDでログインし、SMS認証が終わればすぐに使えますよ。
これで、楽天モバイルへの乗り換えは完了です!
MNPワンストップの便利さ
以前はMNP乗り換えするには、必ず「MNP予約番号」を取得してから新しいキャリアで手続きする必要がありました。
でも、今は「MNPワンストップ」対応キャリアなら、楽天モバイルの申し込み時に元のキャリアのマイページにログインするだけでOK。
ログインすると、自動で番号が発行されて楽天モバイルに連携される仕組みになっています。
ほとんどの主要キャリアがこの方式に対応しているので、事前準備がかなりラクになりました。
ただし、オンライン申し込み限定の仕組みなので、店舗で乗り換えるときはMNP予約番号が必要になる点は注意です。
MNP予約番号の有効期限と受付時間
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。
ただし、オンラインでの手続きでは「残り7日以上」じゃないと受付してもらえません。
有効期限ギリギリになる前に手続きを済ませるのがベスト。
ちなみに、楽天モバイルの申し込み自体は24時間可能。
ただ、店舗での手続きは時間がかかることが多いので、時間に余裕をもって行くのがおすすめです。
開通しなかった場合は自動で切り替え
SIMが届いたのに自分で開通手続きをしなかった場合、楽天モバイル側で自動的に開通されます。
でも、いつになるかは明確じゃないので、なるべく自分で開通しておく方が安心です。
MNP転入にかかる日数・期間
実際にどれくらいで乗り換えが完了するのか気になりますよね。
私が試したときはこんな感じでした:
- 6月11日:申し込み
- 6月13日:SIM発送
- 6月14日:SIM到着 → 夜に回線切り替え実施
つまり、4日くらいで完了。
ただし、繁忙期(2〜4月頃)はもう少し時間がかかることもあります。
急ぎたいなら、SIMが届いたら21時までに切り替え手続きを済ませるのがポイントです。
eSIMでMNP転入する方法
楽天モバイルでは、物理的なSIMカードだけでなくeSIMも選べます。
eSIMのいいところは、「すぐに発行&開通できる」ところ。SIMの発送を待たずに、その日のうちに使い始められることもあります。
申し込み時に「SIMタイプを選択」する画面が出てくるので、そこで「eSIM」を選べばOK。
申し込みが終わって審査が通ったら、マイページにeSIMのQRコードが表示されます。それをスマホで読み取ればすぐに使えるようになります。
即日でMNP転入したいなら?
「今日中に乗り換えたい!」っていう方は、以下の方法がベストです。
- eSIMを選ぶ
- 店舗で手続きする
eSIMなら、MNPワンストップ対応のキャリアからの乗り換えであれば、すぐにMNP予約番号が連携されて、即時開通までいけるケースが多いです。
ただし、乗り換え元がワンストップ非対応だったり、MNP予約番号の発行に時間がかかるキャリアもあるので注意。
物理SIMの場合は、楽天モバイルの店舗に行けば即日対応してくれます。ただし、店舗はMNPワンストップに対応していないので、事前にMNP予約番号を用意しておく必要があります。
来店前には、必ず予約をしておきましょう。
MNP転入の期限に要注意
MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、オンラインでの手続きには「残り7日以上」が必要。
なので、番号を取ったら早めに手続きを済ませることが大事です。
もし残り7日を切ってしまったら:
- 店舗で手続きする
- MNP予約番号を再発行してもらう
どちらかの方法になります。ただし、キャリアによっては有効期限が切れないと再発行できないこともあるので、なるべく1回で済ませたいですね。
MNP転入時にかかる手数料は?
楽天モバイルにMNP転入する際の初期費用は基本無料です。
- 楽天モバイルの契約手数料:無料
- SIMカード発行手数料:無料
かかるとすれば、乗り換え元キャリア側の手数料や違約金だけ。
最近は、MNP転出手数料を無料にしているキャリアが増えましたが、一部のキャリアでは違約金(例:1,000円程度)がかかることも。
特に、1年未満で解約する場合などは発生する可能性があるので、事前に確認しておくのが安心です。
SIMカードの返却は必要?
楽天モバイルに乗り換えたあと、前のキャリアのSIMカードについて「返却しないといけないの?」と疑問になりますよね。
ドコモ・au・ソフトバンクは基本的に返却不要。
ただし、格安SIM系の一部キャリアでは、返却を求められる場合もあるので、公式サイトをチェックしておきましょう。
返さなかったことでペナルティが発生することは少ないですが、念のため返却しておいたほうが安心です。
予期せぬエラーが出たときは?
楽天モバイルの申し込み中や、本人確認時などに「予期せぬエラーが発生しました」という表示が出て進めなくなることがあります。
この場合は以下を試してみてください。
- 少し時間をおいて再度トライする
- 他のブラウザでやり直す(Chrome、Safari、Edgeなど)
- PCやタブレットなど、別の端末から操作する
私は本人確認書類のアップロードでエラーが出たので、「AIかんたん本人確認(eKYC)」に切り替えたらスムーズに通りました。
初月の料金は日割りされる?
楽天モバイルは日割りになりません。
いつ契約しても、使ったデータ量に応じて料金が決まる仕組みです。なので、使わなかった月でも3GBまでは1,078円がかかります。
契約するタイミング次第では、ちょっと損した気分になることもあるかも。
乗り換えのおすすめタイミングは?
多くのキャリアでは「解約月も満額請求」になることがほとんどなので、月末に乗り換えるのがお得。
楽天モバイルの料金は使ったデータ量によって決まるので、乗り換えた月にあまりデータを使わなければ料金も低めに抑えられます。
ただし、あまりにギリギリに手続きすると翌月扱いになってしまい、元のキャリアの料金がもう1か月分かかるという落とし穴も。
月末狙いでも、余裕を持って開通できるスケジュールにしておくのが安全です。
楽天モバイルで使えるスマホ
楽天モバイルでは、購入した端末なら基本的にすぐ使えるようになってます。
- 最新のiPhone/Android端末
- 楽天市場や楽天モバイル公式で販売中の機種
こうした端末なら、面倒な設定をしなくてもスムーズに使えるのが魅力。
持ち込み端末(今使っているスマホ)でも楽天モバイルで使えるものはありますが、動作確認済み端末一覧でチェックするのを忘れずに!
MNP後にiPhoneは使える?
もちろんOKです。
iPhone 6Sや初代iPhone SE以降のモデルなら、楽天モバイルでちゃんと使えます。
ただし、SIMフリーまたはSIMロック解除済みであることが条件。
iPhone13シリーズ以降やSE 第3世代以降のモデルなら、すべてSIMフリーなので、どこで買っても楽天モバイルで使えるので安心です。
三木谷キャンペーン
楽天モバイルがはじめての方、再契約の方には「三木谷キャンペーン」が一番お得。
- 乗り換えで14,000ポイント、それ以外でも7,000ポイント還元
過去に楽天モバイルを使っていた方や、2回線目以降の人には、三木谷社長の紹介キャンペーンがおすすめです。こちらも最大14,000ポイントがもらえます。
iPhone購入キャンペーン
iPhoneをSIMと一緒に買うなら、楽天モバイルの公式キャンペーンで高額ポイント還元があります。
- 契約がはじめての人は、還元率が高い
- 2回線目以降の人は、紹介キャンペーンでSIMだけ申し込み、端末は楽天市場店で買うのがベター
一部のキャンペーンは「Rakuten Linkでの通話」が条件になってることもあるので、申込み後は忘れずにアプリの設定を済ませましょう。
Androidスマホのキャンペーン
Androidスマホもお得な機種がたくさん。
- MNPで最大 20,000ポイント還元
- 新規契約でも 13,000ポイント がもらえる端末あり
- 一部機種は22,000円割引で「1円〜購入」できることも!
とくにお得なのは:
- AQUOS wish4
- arrows We2
どちらも機能はシンプルだけど、価格重視ならアリですね。
モバイルルーターが1円
「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、通常10,820円のところ、SIM契約とセットならなんと1円で買えちゃいます。
- MNP・新規・2回線目も対象
- 契約のついでにサブ回線やモバイルルーターが欲しい人にはぴったり
最後に
楽天モバイルにMNPで乗り換えるのは、手順を理解しておけばそこまで難しくないです。
スマホの対応状況と、MNP予約番号の有無を事前に確認して、あとは公式サイトで手続きを進めればOK。
キャンペーンもうまく活用すれば、ポイント還元でかなりお得に乗り換えられるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。