海外旅行や出張の準備で、スマホの通信って意外と悩みどころじゃないですか?
現地でちゃんと使えるのか、あとから高額な請求が来たりしないか…正直ちょっと不安。私も以前、ヨーロッパに行ったとき「とりあえずWi-Fiあるから大丈夫かな」と思っていたんですが、いざとなると地図も翻訳もすぐ使いたくて、やっぱりモバイル通信が必要でした。
そんな中で、楽天モバイルが海外でも使えると聞いて「ほんとに?」と思って調べてみたら、これが意外と便利。追加料金なしで海外ローミングが使えるって、他社ではなかなかないですよね。
楽天モバイルは海外でもそのまま使えるって本当?
結論から言うと、はい、本当です。楽天モバイルは、海外での通信に追加料金がかからない仕組みになっています。特別な申し込みやプラン変更もいりません。日本で使っているプランのままでOKです。
正直、最初は「どうせ一部の国だけでしょ?」と思っていたんですが、対応国が意外と多くて驚きました。
海外でも2GBまでは高速で使えるってどれくらい?
楽天モバイルでは、毎月2GBまでは高速通信で使えます。2GBって聞くと「少なくない?」と感じるかもしれませんが、実際に使ってみると意外ともちます。

たとえば、Webページを1,000ページ以上見たり、Googleマップで道案内を2,000回近く使えたりします。LINEのやり取りなんて、何十万通も送れるレベル。旅行中に地図を見たり、ちょっと検索したりする程度なら、十分カバーできます。
私も先日、台湾に行ったときに楽天モバイルだけで済ませましたが、2GBで困る場面は正直ほとんどなかったです。
使える国は69カ国
対応している国や地域は全部で69。アメリカ、フランス、韓国、台湾など、人気の旅行先はしっかりカバーされています。もちろん、アフリカや中東の一部では使えない地域もあるので、行く前に一度確認するのが安心です。
通話もSMSも無料のRakuten Linkアプリが便利すぎる
楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、海外から日本へ電話したりSMSを送ったりしても無料です。しかも、日本からの着信を海外で受けるのもタダ。これって、ちょっとすごくないですか?
ちなみにこのアプリ、海外にいる同士で連絡を取るときにも使えます。たとえば友達と現地集合する予定のときなんか、かなり助かります。
ただし、iPhoneだとこのアプリの一部機能がうまく動作しないことがあって、そこは注意が必要。通話やSMSが標準アプリに切り替わると、有料になる可能性があります。
海外で楽天モバイルを使う場合の設定
海外で楽天モバイルを使うには、いくつか設定が必要です。とはいえ難しい操作ではないので、出発前にチェックしておけば大丈夫です。
出発前にやること
- 自分が行く国が楽天モバイルの対応エリアか調べておく
- 「my楽天モバイル」アプリで海外ローミングをオンにする
現地に着いたら
スマホのデータローミング設定をオンにする必要があります。 Androidなら「モバイルネットワーク → ローミングをオン」、iPhoneなら「モバイル通信 → 通信のオプション → データローミングをオン」
帰国後は
ローミング設定を忘れずにオフに戻す(スマホとアプリ両方)のを忘れないように注意しましょう。
帰国後にローミング設定を切り忘れると、国内での接続が不安定になることもあるので注意です。私も一度やらかして、しばらくネットがつながりにくくなったことがあります…。
海外で使う場合の注意点
対応エリアは他社より狭め
ドコモやauなどの大手は200カ国以上をカバーしていることもありますが、楽天モバイルは69カ国。行き先によっては使えない場合もあるので、そこは事前確認が必須です。
iPhoneは注意が必要
AndroidならRakuten Linkがスムーズに使えますが、iPhoneだと通話が有料になることも。設定次第では思わぬ料金がかかるかもしれません。
2GB超えると通信速度が一気に落ちる
速度制限がかかると、128kbpsというかなり遅い速度になります。地図アプリもまともに動かないので、足りなくなったら1GBごとに500円で追加するという選択肢もあります。
海外でつながらない場合の対処法
現地でスマホが繋がらないと焦りますが、だいたいは設定で解決します。以下を試してみてください。
- iOSが古くないか確認(iPhoneは14.4以上が必要)
- 機内モードをオンにして、数秒後にオフ
- SIMカードの抜き差し(意外と効きます)
- 「my楽天モバイル」で国際通話・SMSがオンになっているか確認
私自身、台湾で一度だけ接続できなくなったとき、SIMカードを一度抜き差ししたらすぐに復活しました。
Wi-Fiも上手に併用するのがおすすめ
2GBって意外と使えるとはいえ、やっぱり動画や大容量アプリのダウンロードは控えたいですよね。そういうときは、カフェやホテル、空港のWi-Fiを活用しましょう。
ただし、公共Wi-Fiはセキュリティが不安なこともあるので、VPNアプリを使うとより安心。私は無料のVPNアプリをひとつ入れておいて、公共Wi-Fiを使うときだけオンにしています。
Androidの方が相性がいいかも?
実際に使っていて感じたのは、海外利用ならAndroidの方が何かとスムーズだということ。Rakuten Linkが安定していて、設定もわかりやすいです。iPhoneは使えるけど、ちょっとクセがある印象。iPhone派の人は、事前準備を念入りにするのがおすすめです。
